ペットムーチョ

動物病院で働いていましたので、犬猫のごはんに詳しいです。愛犬は16歳まで生きましたが、最期は辛そうでした。長生きしてほしくて手作り食など与えていましたが、もっと何かできたのではと自問しています。だからいま犬猫を飼っている人のために、少しでも役立つ情報を届けます。

生肉をフリーズドライ!「モグキューブ」ドッグフードの食いつきと栄養は?


最近流行りのフリーズドライ。味噌汁など人間の食事だけでなく、ドッグフードにもフリーズドライの製品は増えてきています。

 

しかし気になるのはその味と栄養価。フリーズドライのドッグフードは美味しいのか?  そして栄養的にはどうなのか?動物病院の通販部門に勤務していた私がお伝えします。

 

 

モグキューブはフリーズドライだけど、それって美味しいの?

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フリーズドライは水分を含んだままの食材を急速に凍結させ、熱を加えずに真空減圧することで乾燥させる技術です。

 

私自身、フリーズドライの製品は味噌汁のような汁物しか食べたことがなく、固形についてはよくわからなかったので、フリーズドライしたドッグフードの風味や食感がどうなのか調べてみました。それで判明したメリットとデメリットをお伝えします。

 

フリーズドライ生肉のメリット

最大のメリットは風味の変化が少ないこと。その理由はマイナス30度程度で急速凍結し

、熱を加えずに乾燥させるからです。

肉を高温で調理すると風味が落ちますよね。しかしフリーズドライは専用機械で真空減圧することで乾燥させているので、生肉そのままの味が楽しめます。

 

犬はドッグフードが流通する前や野生下では、生肉を食べていましたから、本来は生肉が大好きです。

私の愛犬も生肉を食べさせたことがありますが、それはもう、すごいがっつき具合でした。(普段あげていない子に突然生肉をあげることはおすすめできません。胃液のphが対応できないからです)

 

通常のドッグフードは高温で加熱され、風味が損なわれています。そのため色んな添加物を加えることで味をごまかしていますが、モグキューブは素材の味を活かしています。

 

モグキューブの主原料はフリーズドライのラム肉だから、風味は抜群に良いでしょう。それは実際の口コミからもわかります。

 

モグキューブ与えて1週間経ちましたが、食いつきが本当によく食べっぷりがよくなりました!うちの子(13歳老犬)は、朝食の時に「食べたくない・・・」ということがあって悩んでいたのですが、モグキューブを与えてからは本当に良く食べてくれます♪

引用元 https://dogfood-daihyakka.com/mogcube-dogfood/

 


モグキューブドックフードの食いつきを試してみた

二匹のダックスちゃんが争うように食べている様子が伺えます。笑 よほど美味しいのか、すごい勢いでなくなってしまいました。

 

このように、食いつきがとても良いことがわかります。モグキューブは食欲の落ちやすい夏場や、高齢のわんちゃんにおすすめです。

 

フリーズドライ生肉のデメリット

デメリットは食感が変化してしまうことです。乾燥させることで、生肉特有の柔らかさと弾力は失われてしまいます。

 

フリーズドライの味噌汁のように、軽くてパサパサしています。だから普段生肉を食べているわんちゃん(あまりいないと思いますが、、)にはモグキューブは少し物足りないかもしれません。

 

しかし、大体の家庭犬は主にドライフードを食べていると思いますので、そこまで抵抗はないのではないでしょうか?むしろ軽いことはメリットでもあり、お散歩などのお出かけ時にポケットに入れる等、持ち運びに便利です。

 

そして、モグキューブはお湯で戻せば柔らかくなりますので、歯が弱ってきたわんちゃんや、まだ歯が生えそろっていないわんちゃんに向いています。

 

フリーズドライしたドッグフードの栄養価は落ちないの?

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 フリーズドライした物は白っぽくてパサパサなので、一見栄養がなさそうに見えます。「栄養価が落ちているのでは?」と疑問に思いますよね。

 

でも実は、フリーズドライ栄養成分の変化が少ないんです。その理由は熱を加えていないから。熱に弱いビタミンなどの栄養成分も、ほぼ失われることなく残ります。

 

生肉や野菜、貝にはビタミン・ミネラルが豊富に含まれていますから、なるべくそのまま摂取して、健康を維持したいですよね。

 

そして栄養面でもう一つ注目の成分はオメガ3脂肪酸。抗炎症効果を期待できます。

このように、モグキューブにはわんちゃんに必要な栄養がぎゅっと詰まっています。

 

主原料の〇肉はアレルギーのわんちゃんにもおすすめ

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モグキューブの主原料である羊肉は、アレルゲンになりにくいたんぱく源です。なぜならドッグフードの原材料としてあまり使われていないからです。

 

(アレルゲンになりやすいのは、わんちゃんが普段口にすることが多い食べ物なので、鶏肉や豚、牛です。)

 

しかも、モグキューブに使用されている羊肉はグラスフェッド(牧草飼育)。製品の74.6%がグラスフェッドラムなので、最高品質のたんぱく質を惜しみなく与えられます。

 

あと、これは公式サイトに書かれていないのですが、モグキューブ原材料の配合比率は最高だと思います。具体的には製品の約75%が内臓を含む肉類で、残り25%が野菜&貝。

 

グレインフリーが良いとされる最近の風潮から言えば、「穀物野菜は不要なのでは?」と思いますよね。でも実は犬には穀物野菜が必要なんです。

 

なぜかというのは、野生の狼の食生活からわかります。狼は草食動物を食べるとき、その肉と一緒に内臓と骨も食べます。草食動物の胃袋や腸に残っている、ほどよく消化された穀類や野菜を食べるためです。

 

これはニュージーランドの研究で明らかになっていることで、実際に生肉・内臓・骨+穀物で健康を取り戻した犬猫がたくさんいます。詳しくはこちらのサイトに書いてあります(英語)https://vetsallnatural.com.au/grain-free-cat-and-dog-food/

 

ちょっと脱線してしまいましたが、要はモグキューブは圧倒的に野生の食事に近いので、とても理にかなったドッグフードだということです。

 

モグキューブは楽天amazonで買える? 

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モグキューブは楽天amazonでは販売されていません。公式サイトのみで購入可能です。

 一度試したら戻れない!美味しさ満点のフリーズドライフード『モグキューブ』

 

公式サイトで定期購入すると、最大20%オフという特典つきです。さらにペット栄養管理士やホリスティックケアカウンセラーなどの資格を持ったスタッフが常駐していますので、小さな疑問でも答えてくれて安心です。

 

しかし、フリーズドライというハイテク技術を使っていることと、素材が高級なので仕方ないと思いますが、正直モグキューブは他のドッグフードに比べて高価です。

 

だからご褒美やおやつとして、少しずつ与えている飼い主さんが多いようです。モグキューブは高たんぱく、低カロリーで、しかもヒアルロン酸やコンドロイチン硫酸も含まれています。

サプリメントのように栄養を補う目的で与えれば、美味しくて安全なのでわんちゃんも飼い主さんも嬉しいですね。